兵庫県最大規模のBMWとメルセデス・ベンツのメーカー認定を受ける鈑金修理工場「三和ボディーショップ」は、平成元年に創業した老舗鈑金修理工場です。メルセデスやBMWを中心として、年間1,500台を超える輸入車の鈑金修理を行う専門工場に成長しました。その他、顧客の車検点検などのメンテナンスや車両販売などを行っています。私たちの目標は、西日本一番の輸入車鈑金塗装の技術クオリティーと総合的な自動車整備や車両販売を行い、地域のカーライフをサポートする会社に成長することです。
鈑金修理は、いわゆる定価と言うものがありません。修理工場の采配1つで、高くも安くもできる商品です。特に輸入車の鈑金修理は部品代も高く、ディーラーの見積もりにびっくりして私たちのところに相談に来る方もとても多いのです。そんな困り果てたユーザを見るたび、私たちはいつも何とかしなければならないと考えています。
これは、何百万円もする高級車を私たちに預けてくれるお客さまに対して公開する「三和ボディーショップ」という会社の歴史です。もしよろしければ、この手紙を最後まで読んで頂けると幸いです。
三和ボディーショップの創業者「河 勝志」は、1960年に神戸で生まれました。父親が自動車関係に勤めており、クルマやバイクが好きな父の影響を受け、子供の頃から自動車やバイクに興味がありました。多くの人は自動車整備士を目指すのですが、僕の場合は車の構造に興味があり、高校卒業後に鈑金塗装を学びたいと兵庫県のとある鈑金塗装工場の門を叩きました。その鈑金修理工場はとても厳しく、月に1〜2回休みがあれば良い程度で、文字通り朝から晩まで仕事に励みました。
ここでは一通り鈑金修理の技術を叩き込まれました。さらに経験を積もうと思ったその矢先、会社が解散してしまったのです。そのため当時の工場長について行く形で、次の工場へ転職、さらに技術を磨きました。鈑金が一通りできるようになると、次は塗装の勉強をするべく塗装専門の会社に転職。今度は車の塗装について勉強しました。高校卒業してから28才になるまで、お正月の三ヶ日と月に1度の休みの日以外は仕事に励み、どんなクルマの鈑金と塗装もできるようになっていました。
もちろん、当時僕に技術を教えてくれた職人さん達には感謝しています。一方で、なかなか人には言えない小さな疑問がずっと残っていました。その、小さな疑問を自分の力で解決するため、独立の道を選びます。
丁稚奉公の時から独立するまで感じていた疑問、それは「鈑金塗装工場の技術力や顧客に対する姿勢」です。当時の鈑金修理工場と言うものは、職人の集まりでした。そのためお客さんのために車を直すと言うより自己満足のために車を直す。鈑金修理工場は、そんな職人気質の人たちばかりの集団でした。当時は車も増え仕事は黙っていても入る時代です。経営者は、儲かると、さらにより良い技術を学んだり、工場の機材を買い換える等の「投資」を行うことなく、飲み食いや夜の遊びに費やし、お客さんのことを考えずに、気分次第で自分の好きなように修理を行う、そんなお客さまのことを考えない職人本位の風潮があったのです。
当時私は「なぜ、新しい機材を導入して、より正確に修理できるようにしないのだろう?」「なぜもっとお客さんの話を聞いて、色々な修理方法を教えてあげないのだろう?」と疑問に思っていました。設備に投資を行い、最新機械を導入すれば、より早く効率的に修理できるようになり、修理日数も短縮されて安く直せるようになりますし、新しい機械を使うことで職人の技量も向上します。そんな、投資を行わない鈑金工場経営者に不満がありました。
そのため鈑金修理と言うのは「水もの」と呼ばれ、「いくら掛かるかわからない」などと、不満をおっしゃるお客さまも多くいらっしゃいました。「お客さんに喜ばれる鈑金工場を作り上げたい。」そんな想いから、1988年に独立を決意します。
1988年、伊川谷インターの側に、小さな鈑金修理工場「三和ボディーショップ」を創業、たった3人で、お客さんに喜ばれる鈑金修理工場をスタートしました。
顧客は、まわりの自動車ディーラーや中古車販売店へ声をかけて仕事をお願いしました。「あの3人が独立したらしいぞ」と噂が広まり、あっというまに工場は盛況。120坪あった工場はすぐに手狭となり、近くに200坪にもなる工場をもう一つ借りて事業は拡大、より正確に修理できる機材や最新の塗料など、高度な技術に対応できるよう多くの設備を莫大な借金を抱えながらも最新設備を導入しました。そんな、たった3人で始めた鈑金工場が、社員15人を抱え、いつしか1日に約7台、月間200台を超える鈑金修理を行う地域一番の鈑金塗装工場に成長したのです。
開業して5年が経った頃、事故で車を買い換えるお客さまからこんなご相談をいただき、それをきっかけに車の販売や、車検整備、自動車保険などの鈑金修理に伴う車の買い替えや自動車保険の切り替え相談なども受けるようになりました。気づくと年商も4〜5億となり、会社は急成長、特に自動車保険は「鈑金修理工場で自動車保険に入るといざというとき心強い」と、三和ボディーショップをご利用頂いた方の多くが自動車保険にも入ってくださり、さらに会社は成長しました。
あなたはご存知かどうか分かりませんが、クルマに詳しい人は、自動車保険はディーラーや車の販売店で入るのではなく、鈑金工場で入るのがベストだということを知っています。多くの方は、車を購入したときに同時に自動車保険の加入を行いますが、実は鈑金工場で自動車保険に入るのが一番おすすめです。事故に会うと、修理の見積もりを行ったり保険会社と過失割合の交渉をしたりするのは鈑金工場です。ディーラーや保険代理店で保険に入っても、直接保険会社とあなたのクルマの修理方法について交渉してくれる事はありません。その点、鈑金工場を窓口に自動車保険に入っておくと、万が一の事故のときの力強い味方になるでしょう。そのことを知っている三和ボディーショップのお客さんの多くは、私たちから自動車保険に入ってくれています。
地域のディーラーや輸入車ディーラーからの鈑金修理の他に、一般のお客さまの修理も行うようになることで入庫量はさらに拡大、再度移転をしなければならなくなりました。そこで大きな決断をします。「西日本ナンバーワンの鈑金修理工場を作る」20才のときに目標に掲げて西日本ナンバーワンの設備と技術力を兼ね備えた鈑金修理工場を作るため、3度目の移転を決断、最新設備と機材を導入して、現在の工場を建設します。
あなたは「テュフ認証」という言葉をご存知でしょうか。修理工場における「テュフ認証」とは、最新かつ高い品質の修理を行える工場を示す認証制度です。昨今のクルマは、自動ブレーキ、カメラ、センサーの搭載、素材の変化など、急激な進化を遂げています。最新のクルマの修理は、かつてのように「見た目が直っていれば大丈夫」というものではなくなりました。アルミ素材のボディや、安全支援装置搭載のクルマを、しっかりと直せる工場かどうかを見極めることが必要です。その、工場の良し悪しを測るための指標がテュフ認証なのです。我々は、西日本で先駆け「テュフ認証」を取得、さらにメルセデス・ベンツとBMWの両方からメーカー認定を受けた日本でも数少ない鈑金修理工場です。
最新のクルマを確実に直すことのできる私達の鈑金修理工場は、メルセデスやBMWからも正式に認定され、地域の正規ディーラーや噂を聞きつけた輸入車オーナーのクルマを高度な技術で確実に修理しています。
一方、鈑金修理業界を見ますと、不安なこともあります。ディーラーでは全て交換ばかり、少しぶつけただけで修理費が100万円を超えた!など、私たちのもとには、多くの輸入車オーナーからの修理相談が増えてくるようになりました。
兵庫県内の多くの輸入車ディーラーは、鈑金修理工場を自前で持っていません。私たちのような専門工場に修理を委託しています。そのため、ディーラーの中に鈑金修理のプロフェッショナルがおらず、正確な修理見積もりができないのです。だから、鈑金修理ではなく「交換」なのです。
また部品の交換も全て新品で見積もりするため、輸入車の場合、ちょっとぶつけただけで高額な修理費用になってしまいます。私たちの元には、関西全域から「輸入車ディーラーに見積もりに行ったが、修理金額が高額すぎて直せない」など、修理の相談が舞い込みます。
私は、輸入車の修理費用が高額化していることをとても心配しています。輸入車の修理は決して高いわけではありません。適切に修理をすれば、きっとあなたも納得する金額で修理ができるはずです。輸入車の鈑金修理でお困りの方は、ぜひ私たちに修理相談して欲しいと思います。輸入車に精通した専門のスタッフが、高度な技術で安全確実にそしてリーズナブルな修理方法をすることができます。ぜひ私たちに相談してください。「三和ボディーショップ」のスタッフ一同お待ちしています。